“男のさが”(2006.06.16掲載)

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Image男性は女性を性的対象として見がち

男女間のコミュニケーションギャップを表す、興味深い結果が、米国の研究で明らかになった。男性は、5分間話しただけの初対面の女性を、性的な視点で評価し、相手も自分に性的魅力を感じていると勘違いすることがあるという。

研究は、男女の意思疎通のずれから起こる、セクシャルハラスメントやデートレイプ(知り合いからの性的暴行)をなくす目的で行われ、18歳~22歳の大学生の男女43人ずつを対象とした。

対象者は、「会話のしやすさ」についての研究だと伝えられ、初対面同士でペアになり、大学生活等について5分間、話をした。その後、別々の部屋で、自分や相手について、外向性や愛想の良さ、性的魅力、性的特徴などを評価し、相手が軽薄そうか、魅惑的かなどの質問に答えた。

そ の結果、男性は女性よりも、相手に対して必要以上に、性的な視点で評価をし、男性の考える性的魅力は、女性の社交性や愛想の良さとは関連がないことがわ かった。ある専門家は、男性は社会性を身に付ける中で、女性を性的対象として見るような風潮にあるのではないかと指摘する。

ま た、別の専門家は、女性に分泌量の多い、オキシトシンというホルモンに注目した。このホルモンは、乳児と母親の絆を深めたり、排卵や妊娠中、授乳時に多く 分泌されるが、一般的に人との心の結びつきを促進する役目も果たしており、女性が男性の性的魅力を、外見だけではなく、性格も含めて評価する理由ではない かとみている。

この研究結果から、男女が職場の会議など短時間で出会う場合には「男性、特に自分がセクシーだと思って いる男性は、すべての女性が自分に対して、性的な視点で接していると思わないこと。また、女性は、自分が思っている以上に、男性から性的視点で見られてい ることを理解しておくべき」と専門家はアドバイスしている。

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