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ヘルスデーについて/

(2006.12/05) 心構えに変化

Image米国では、10代の少女の妊娠率が1990年以来劇的に低下しているが、研究者の間ではコンドーム使用率の増加が理由ではないかとみている。

米国政府の統計によると、15~19歳の少女の妊娠率は、1991~2000年に27%減少、同年代層の出産率は1991~2003年に33%減少したが、理由は明らかではなかった。

そこで、1995~2001年 に行われた家族に関する国家調査の一部として、15~19歳の少女約2,600人の性行動と避妊具(薬)の使用について聞き取り調査を行ったところ、妊娠 率低下のうち86%が避妊の増加と関連があり、避妊薬かコンドームの使用、もしくは両方を併せて使用するケースが増えていたことがわかった。また、性行動 が減ったことで妊娠率が低下したのは14%のみだった。 

加えて、研究グループが独自の方法で、避妊法と性交抑制(禁欲)の妊娠率低下への貢献度を調べたところ、15~17歳では77%が避妊法による低下、23%が性行動減少による低下であることが明らかになった。

こ れらの結果から、研究者は避妊が10代の少女のさらなる妊娠を減らす最善の方法だとみており、「性交抑制の促進は特に、より若い少女に効果的だが、それだ けで望まない妊娠を防ぐには不十分であることが科学的に証明されている。性交抑制だけに重点を置いた現在の性教育は、避妊についての正しい情報を排除する ことになり、誤っている」と結論付けている。

ただし、性行動を遅らせることも効果的であり、「望まない妊娠を防ぐためには、性交渉を減らす一方で、性交渉の際には避妊をするという両方の必要性を重要視すべきだ」と述べている。

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