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糖尿病のよりよい管理が脳卒中を低減(2007.3.8掲載)

糖尿病が脳卒中発症リスクを増大させるにもかかわらず、糖尿病の危険因子(リスクファクター)の管理はいまだ十分ではないとする研究結果が、米サンフランシスコで開かれた米国脳卒中協会(ASA)年次集会で報告された。

研究では、糖尿病患者で、脳卒中を発症したおよそ5万人のデータを分析。これらの患者では、脳卒中発症時に高率の肥満、高血圧、コレステロール値異常、貧弱な血糖管理が認められた。

データは、ASAが行った「ガイドライン作成のための脳卒中プログラム(Get With the Guidelines- Stroke program)」から得たもので、マサチューセッツ総合病院(MGH、ボストン)の研究者らが分析を行った。

その結果、脳卒中発症時に糖尿病と診断されていなかった患者では、発症前に糖尿病と診断されていた患者に比べ、危険因子の管理が悪い傾向にあった。また、糖尿病未診断の脳卒中患者では、脳卒中再発や心血管疾患の合併症を起こすリスクがより高かった。

MGHの脳神経科副部長で、脳卒中急性期ケア科部長のLee Schwamm博士は「糖尿病の危険因子を診断および治療する科学的根拠に基づいたよいガイドラインは存在するが、これらガイドラインは危険因子の管理にうまく活用されていない」と述べるとともに、「今回の研究結果は、糖尿病患者の早期診断と危険因子管理の必要性をさらに強調するものである」と説明している。(HealthDay News 2月8日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=601641
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