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ヘルスデーについて/

妊娠高血圧は閉経後心臓病を起こしやすい(2007.3.5掲載)

Image妊娠中に高血圧になった人は、閉経後に糖尿病や心臓病になりやすいことが、オランダの研究で明らかになった。

研究者らは、491人の閉経後の女性を調査したところ、妊娠時に高血圧になった人は妊娠中も正常血圧を保持した人に比べて、動脈の血管壁に石灰が蓄積しているリスクが57%高かった。動脈の石灰化は動脈硬化の指標であり、これによって動脈が拡張したり収縮する柔軟性が失われて硬くなり、心血管疾患のリスク増加につながる。

毎年、米国の妊娠女性のうち6-8%が高血圧を発症し、そのうち重症な場合は子癇(しかん)前症(訳注: 以前日本では妊娠中毒症)と呼ばれ、胎盤、腎臓、肝臓、脳を障害することもある。それがさらに重症になると子癇と呼ばれ、妊娠時死亡の主要原因となる。

妊娠高血圧の危険因子として、初めての妊娠あるいは前回の妊娠から10年以上経過している場合、年齢が20歳以下か35歳以上、高血圧や子癇前症の既往歴、肥満、糖尿病、腎疾患、全身性皮膚疾患などが挙げられる。

専門家は「妊娠高血圧は今までと同様の治療でよいが、出産後血圧が正常に戻った後も、医師および本人ともに将来の心血管疾患発症のリスクが高いことを認識して、正常範囲の体重を保つ(太り過ぎない)、定期的に運動をする、果物や野菜を多く食べる、たばこを吸わないというような高血圧を含む心血管疾患予防につながる生活習慣を、他の人以上に気をつけて続けていく必要がある」と述べている。
(HealthDay News 2月5日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=601620
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