心臓病につながることも(2007.5.14掲載)

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Image更年期症状のほてりが高血圧に関連

女性の更年期障害の症状の一つであるほてり(顔面紅潮)が、高血圧と関連のあることが、米国の新しい研究で明らかになった。ほてりと高血圧の関連を認めた初めての研究結果だという。

研究では18歳~65歳(平均年齢46歳)の女性154人を調査した。そのうち更年期障害のほてりがみられる女性51人は、年齢調整後の平均覚醒時収縮期血圧が141mmHg、平均睡眠時収縮期血圧が129mmHgで、ほてり症状のない女性の同132mmHg、119mmHgと比較して約10mmHgも高いことがわかった。収縮期血圧とは、心臓が血液を送り出すときに血管壁にかかる圧力で、最高血圧とも呼ぶ。

研究者によると、調査対象の女性のうち3分の1が、過去2週間以内に更年期症状のほてりを報告しており、ほてりを訴えるこれらの女性の収縮期血圧は、閉経前、更年期、閉経後の要因を加味してもなお、著しく高いものであるという。

「さらなる調査を行えば、ほてりと高血圧が関連しているメカニズムがより明らかになり、ほてりが高血圧に与える悪影響を少しでも減らすような治療方法が探れるかもしれない」と研究者は述べている。

高血圧は、心臓病の主な危険因子の一つであり、50歳以上の米国女性の死亡原因の半数が心臓病によるものだ。従来の研究では、更年期と高血圧の関係が明らかになったが、今回はほてりと高血圧が関連付けられた。さらなる研究結果が期待される。
(HealthDayNews 4月11日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=603426
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