適正な食事量を再認識することが肥満対策につながる(2009.1.13掲載)

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Image食べ放題のバイキングで、特大サイズの食事をし、たっぷりドリンクを飲めば、財布は膨らんだままだが、ウエスト周りも膨らんでしまうことになる。

栄養の専門家によると、食事量のコントロールは、減量を成功させるための最も重要な要因の一つだという。しかし、米国人にはもはや、1回の食事の適量というものがわからなくなっているようだ。

米ピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)メディカルセンター体重管理センターのMadelyn Fernstorm氏は「食事量を適量に減らせば米国に広がっている肥満症と闘える。だが、単純なようで実行するのは難しい」としている。

120人の健康な成人を対象とした最近の研究では、適量の食事を与えられた人は、そうでない人と比較して減量成功率が高かった。男性は1日約1,700カロリー、女性は1,365カロリー、双方とも炭水化物55%、蛋白(たんぱく)質25%、脂肪20%の割合で摂取するよう指導された。

また、男女30人ずつは、メイン料理として事前包装された肉とライスが提供され、サラダの大、果物、脱脂乳を加えたものを1日分の摂取量とされた。残りの対象者は、健康的な食事を指導されたものの、1回分の量については自由選択とした。

2カ月後、事前包装の食事をした女性は約5.4kg減量したが、そうでない女性は約3.6kgのみだった。また、事前包装の男性は7.2kgの減量に対し、そうでない男性は4.9kgだった。

Fernstorm氏は、事前包装の冷凍食品の利用は適量を知るのに良い選択だが、冷凍食品ばかりを避けたいなら容器に入れても量がわかりやすいとしている。また、常にサラダから食べ始め、空腹を満たしていくのがいいという。

外食に関しては課題が多く、同氏はメイン料理を友人と分けたり、夕食に前菜を注文することを勧めている。また「食べ物を粗末にしたくないという思いから、人は注文したものをすべて食べがちとなる。考え方を変え、ゆっくり食べたり量の少ないものを注文するなど、食事量をコントロールするすべを身に付けるべき」と述べている。(HealthDay News 12月7日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=615683
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