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ヘルスデーについて/

乳房インプラントの決定前に考慮すべき注意事項(2013.7.17掲載)

米国食品医薬品局(FDA)によると、乳房インプラントを検討している場合、決定前に知っておくべきいくつかの事項がある。

米国では、2種類の乳房インプラントとして、生理食塩水充填インプラントおよびシリコンゲル充填インプラントの販売が承認されている。いずれもシリコン製の外殻を有し、その大きさ、殻厚、形状はさまざまである。乳房インプラントの目的は、豊胸、乳癌手術または外傷後の再建、発達障害の矯正である。

乳房インプラントは生涯使用可能な装具ではないことを、女性は理解する必要がある。FDAによれば、乳房インプラント使用期間が長いほど、合併症発現率が高くなり、合併症に対して手術が必要となる場合がある。

FDA医療機器・放射線保健センターの看護コンサルタントであるGretchen Burns氏は、FDAのニュースリリースにおいて、「乳房インプラントの寿命は個人によってさまざまである。乳房インプラントを受けた女性はすべて、追加手術を受けることになる。その時期は誰にもわからない」と述べている。

女性によっては、最初のインプラントを20~30年間保持する場合があるが、Burns氏によれば、それは一般的な例ではない。

FDAによると、乳房インプラントを検討している女性は、各タイプのインプラントを十分に調査し、特徴を学ぶ必要がある。本情報は、安全性および有効性データの要約として、各インプラント製品に表示されている。本要約によって、各インプラントの使用、リスク、警告、注意、FDA承認に係る試験に関する情報が得られる。

乳房インプラントに関して最新の表示を参照したい場合は、担当外科医に要求すること。FDAによれば、乳房インプラントの決定前には、少なくとも1~2週間かけて情報をよく調べるべきである。しかし、より迅速な手術が必要となる場合もある。

インプラント取り扱い経験、手術、どのようにインプラントが生活に影響を及ぼしうるのかを、担当外科医に尋ねること。手術歴および身体反応(手術によって過度の瘢痕組織が生じたか否かなど)に関して、必ず担当外科医に申告し、自身の見込みを簡単に述べること。

乳房インプラントの長期的リスクを学ぶこと。例えば、FDAによると、乳房インプラントを受けた女性では、まれな非ホジキンリンパ腫である未分化大細胞型リンパ腫のリスクが若干増大する可能性がある。

シリコン製のインプラントを受けた女性は、施行3年後およびその後2年ごとにMRIスクリーニングを受け、破裂の有無を検査すること。
Burns氏は、「乳房インプラントを有する女性は、継続的に乳房を自己触診し、癌の初期徴候を調べるためのマンモグラフィスクリーニングを受ける必要がある。乳房インプラントを受けたことで、乳房の健康に関する他の諸勧告を無視してよいことにはならない」と述べている。(HealthDay News 2月27日)

記事原文:http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=673816
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