歯周病の男性はそうでない男性に比べ心筋梗塞の発症リスクが約2倍と高いことが、東京大学医学系研究科公衆衛生学分野の野口都美氏らの縦断研究で分かった。 . 歯周病は糖尿病や心疾患といった全身性疾患のリスクになることが示唆されている。野口氏らは今回、金融保険系企業の会社員男性3,081人(36~59歳)を対象に、歯周の状態を評価した上で5年間の追跡を行った。その結果、歯肉出血や歯のぐらつき、口臭などによる歯周スコアが高い男性では心筋梗塞発症のオッズ比が2.11(95%CI:1.29-3.44)と有意に高いことが分かった。同結果は「Journal of Public Health」電子版に10月7日掲載された。(HealthDay News 10月21日).Copyright (c) 2014 HealthDay. All rights reserved.