レプチンの摂食抑制作用を仲介する新たな標的を同定したと、自治医科大学統合生理学部門准教授の中田正範氏らが発表した。肥満治療の標的となる可能性が示唆される。. この新標的は、視床下部室傍核NUCB2/Nesfain-1ニューロンだ。マウス実験の結果によると、レプチンは同ニューロンを直接活性化した。AAVベクターを用いて室傍核特異的にNUCB2をノックダウンすると、レプチンの摂食抑制作用が著明に減弱したという。 レプチン作用の減弱は、糖尿病などにつながる肥満症の成因に重要な役割を果たすとされているが、その下流機序は完全には明らかになっていない。本発表は「Biochemical and Biophysical Research Communications」2014年12月19日電子版に掲載された。(HealthDay News 1月8日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
レプチンの摂食抑制作用を仲介する新たな標的を同定したと、自治医科大学統合生理学部門准教授の中田正範氏らが発表した。肥満治療の標的となる可能性が示唆される。. この新標的は、視床下部室傍核NUCB2/Nesfain-1ニューロンだ。マウス実験の結果によると、レプチンは同ニューロンを直接活性化した。AAVベクターを用いて室傍核特異的にNUCB2をノックダウンすると、レプチンの摂食抑制作用が著明に減弱したという。 レプチン作用の減弱は、糖尿病などにつながる肥満症の成因に重要な役割を果たすとされているが、その下流機序は完全には明らかになっていない。本発表は「Biochemical and Biophysical Research Communications」2014年12月19日電子版に掲載された。(HealthDay News 1月8日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.