急性心不全(AHF)のため救急を受診した患者では、血糖値が予後予測の有用な情報となることが、「European Heart Journal」電子版に1月8日掲載された論文で示された。.加トロント大学のLee氏らによる研究報告。2004~2007年にオンタリオ州内で救急受診したAHF患者1万6,524人(70~85歳)のデータを分析したところ、糖尿病未診断だが血糖値の上昇がわずかでも認められた患者では、正常域の患者に比べて1ヵ月以内の全死因死亡リスクが26%高いことがわかった。糖尿病診断基準を満たすほど血糖値が上昇していた患者では同リスクは50%高かった。糖尿病でかつ救急受診時の血糖値が200 mg/dLを超えている場合も同リスクは有意に高かった。(HealthDay News 1月9日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
急性心不全(AHF)のため救急を受診した患者では、血糖値が予後予測の有用な情報となることが、「European Heart Journal」電子版に1月8日掲載された論文で示された。.加トロント大学のLee氏らによる研究報告。2004~2007年にオンタリオ州内で救急受診したAHF患者1万6,524人(70~85歳)のデータを分析したところ、糖尿病未診断だが血糖値の上昇がわずかでも認められた患者では、正常域の患者に比べて1ヵ月以内の全死因死亡リスクが26%高いことがわかった。糖尿病診断基準を満たすほど血糖値が上昇していた患者では同リスクは50%高かった。糖尿病でかつ救急受診時の血糖値が200 mg/dLを超えている場合も同リスクは有意に高かった。(HealthDay News 1月9日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.