がんと診断された糖尿病患者では糖尿病治療薬の服薬状況が不良になることが、オランダ癌総合機構のZanders氏および加アルバータ大学のJohnson氏らの検討から示された。.「Diabetologia」電子版に1月28日掲載された論文。血糖降下薬服用中の糖尿病患者1万6,172例についてMPR(総投薬量に対する服薬量の割合)を調べた結果、がんと診断された3,281例のMPRは診断時に6.3%低下し、その後も毎月0.20%低下していたことが分かった。MPRの低下は肝がんで35.3%、食道がんで19.2%と特に大きかったが、乳がんでは0.5%の低下にとどまり、前立腺がんではむしろ2.1%上昇していた。がん診断後の毎月の減少率が最も大きかったのは膵がん(0.97%)だった。(HealthDay News 1月30日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
がんと診断された糖尿病患者では糖尿病治療薬の服薬状況が不良になることが、オランダ癌総合機構のZanders氏および加アルバータ大学のJohnson氏らの検討から示された。.「Diabetologia」電子版に1月28日掲載された論文。血糖降下薬服用中の糖尿病患者1万6,172例についてMPR(総投薬量に対する服薬量の割合)を調べた結果、がんと診断された3,281例のMPRは診断時に6.3%低下し、その後も毎月0.20%低下していたことが分かった。MPRの低下は肝がんで35.3%、食道がんで19.2%と特に大きかったが、乳がんでは0.5%の低下にとどまり、前立腺がんではむしろ2.1%上昇していた。がん診断後の毎月の減少率が最も大きかったのは膵がん(0.97%)だった。(HealthDay News 1月30日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.