日本人女性では、炭水化物摂取量が少なく蛋白質および脂肪の摂取量が多いほど2型糖尿病発症リスクが低くなることが分かった。国立国際医療研究センターなどのグループがPLOS ONE2月号に報告した内容。.非糖尿病の日本人6万4,674人(45~75歳)に食習慣をたずね、低炭水化物スコア(炭水化物摂取量が少なく蛋白質および脂肪摂取量が多いほど高値)を算出して5年間追跡した。 追跡中に2型糖尿病が確認されたのは1,191人。多変量解析の結果、同スコアが最高五分位の群の女性は、最低五分位の群の女性に比べ、糖尿病発症オッズ比が0.63倍(95%CI:0.46-0.84)と低いことが分かった。この関連は糖負荷調整によって弱まったことから、日本人における白飯の多量摂取に原因の一部がある可能性が示唆された。 植物性蛋白および脂肪摂取量と糖尿病リスクの関連は男女ともにみられなかったが、小さな予防効果がある可能性は除外されなかった。(HealthDay News 3月13日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
日本人女性では、炭水化物摂取量が少なく蛋白質および脂肪の摂取量が多いほど2型糖尿病発症リスクが低くなることが分かった。国立国際医療研究センターなどのグループがPLOS ONE2月号に報告した内容。.非糖尿病の日本人6万4,674人(45~75歳)に食習慣をたずね、低炭水化物スコア(炭水化物摂取量が少なく蛋白質および脂肪摂取量が多いほど高値)を算出して5年間追跡した。 追跡中に2型糖尿病が確認されたのは1,191人。多変量解析の結果、同スコアが最高五分位の群の女性は、最低五分位の群の女性に比べ、糖尿病発症オッズ比が0.63倍(95%CI:0.46-0.84)と低いことが分かった。この関連は糖負荷調整によって弱まったことから、日本人における白飯の多量摂取に原因の一部がある可能性が示唆された。 植物性蛋白および脂肪摂取量と糖尿病リスクの関連は男女ともにみられなかったが、小さな予防効果がある可能性は除外されなかった。(HealthDay News 3月13日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.