中年期に過体重や肥満だった人では、正常体重や低体重の人に比べて認知症リスクが低いとの報告が、「The Lancet Diabetes & Endocrinology」電子版に4月9日掲載された。.スペインOXON Epidemiology社のQizilbash氏らは、登録時に平均55歳だった英国成人195万8,191人の医療記録を約20年分調べた。15年間の追跡中に4万5,507人が認知症を発症していた。解析の結果、過体重者や肥満者では正常体重者に比べ15年後の認知症発症率が30%低い一方、低体重者では正常体重者より同発症率が34%高いことが分かった。体重と認知症の関連は生年や診断時年齢を調整しても認められた。認知症の危険因子として知られる飲酒や喫煙は結果にほとんど影響していなかった。(HealthDay News 4月10日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
中年期に過体重や肥満だった人では、正常体重や低体重の人に比べて認知症リスクが低いとの報告が、「The Lancet Diabetes & Endocrinology」電子版に4月9日掲載された。.スペインOXON Epidemiology社のQizilbash氏らは、登録時に平均55歳だった英国成人195万8,191人の医療記録を約20年分調べた。15年間の追跡中に4万5,507人が認知症を発症していた。解析の結果、過体重者や肥満者では正常体重者に比べ15年後の認知症発症率が30%低い一方、低体重者では正常体重者より同発症率が34%高いことが分かった。体重と認知症の関連は生年や診断時年齢を調整しても認められた。認知症の危険因子として知られる飲酒や喫煙は結果にほとんど影響していなかった。(HealthDay News 4月10日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.