九州大学農学研究院教授の古屋茂樹氏らは、非必須アミノ酸のセリンに、細胞内恒常性の維持というアミノ酸の新たな働きがあることを解明したと発表した。糖尿病など生活習慣病の改善や発症遅延に寄与する可能性があるという。.マウス実験で、細胞や組織がセリンを自ら合成すると、強い細胞毒性を持つデオキシスフィンゴ脂質類の合成と細胞内蓄積を防いで細胞内恒常性を維持することを突き止めた。デオキシスフィンゴ脂質類は肥満や2型糖尿病患者からも検出されることから、著者らは、セリン摂取によって生活習慣病症状の改善や発症遅延に貢献できる可能性があるとしている。論文は「Journal of Biological Chemistry」電子版に4月23日掲載。(HealthDay News 5月11日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
九州大学農学研究院教授の古屋茂樹氏らは、非必須アミノ酸のセリンに、細胞内恒常性の維持というアミノ酸の新たな働きがあることを解明したと発表した。糖尿病など生活習慣病の改善や発症遅延に寄与する可能性があるという。.マウス実験で、細胞や組織がセリンを自ら合成すると、強い細胞毒性を持つデオキシスフィンゴ脂質類の合成と細胞内蓄積を防いで細胞内恒常性を維持することを突き止めた。デオキシスフィンゴ脂質類は肥満や2型糖尿病患者からも検出されることから、著者らは、セリン摂取によって生活習慣病症状の改善や発症遅延に貢献できる可能性があるとしている。論文は「Journal of Biological Chemistry」電子版に4月23日掲載。(HealthDay News 5月11日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.