代謝が「倹約型」の個人では減量の効果が得にくい可能性が、「Diabetes」電子版に5月11日掲載の論文で示された。米国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所のReinhardt氏らによる報告。.実験では、肥満男女12例を丸1日絶食させ、絶食に対する身体のエネルギー消費を測定し、その後6週間のカロリー摂取制限を行った。年齢や性別などを補正し分析した結果、絶食時に最も代謝が低下した「倹約型」被験者ではカロリー制限による体重減少効果が最も小さいことが分かった。逆に、絶食時の代謝低下が少なかった「浪費型」被験者では、カロリー制限で体重が大きく減った。同氏らは、代謝応答の個人差に合わせた減量アプローチの可能性を指摘している。(HealthDay News 5月12日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
代謝が「倹約型」の個人では減量の効果が得にくい可能性が、「Diabetes」電子版に5月11日掲載の論文で示された。米国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所のReinhardt氏らによる報告。.実験では、肥満男女12例を丸1日絶食させ、絶食に対する身体のエネルギー消費を測定し、その後6週間のカロリー摂取制限を行った。年齢や性別などを補正し分析した結果、絶食時に最も代謝が低下した「倹約型」被験者ではカロリー制限による体重減少効果が最も小さいことが分かった。逆に、絶食時の代謝低下が少なかった「浪費型」被験者では、カロリー制限で体重が大きく減った。同氏らは、代謝応答の個人差に合わせた減量アプローチの可能性を指摘している。(HealthDay News 5月12日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.