九州大学医学研究院教授の永淵正法氏らは、ヒトのウイルス誘発糖尿病のリスク遺伝子を同定したと発表した。.九大発表によると、同研究班は今年3月に、Tyk2遺伝子の変異がウイルス糖尿病の原因になることをマウスで確認している。今回はその知見をヒトに応用。健常331人、1型糖尿病302人、2型糖尿病314人のTyk2遺伝子多型を検討し、多型保有率は順に4.2%、9.6%、8.6%で、風邪様症状後に1型糖尿病を発症した人では13.7%であることを明らかにした。同多型保有率はランゲルハンス島自己抗体を有する1型患者で低いこと、同多型と関係する2型糖尿病の発症リスクは肥満と関連しないことも判明した。結果の確定版は今後「EBioMedicine」に掲載予定。(HealthDay News 5月22日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
九州大学医学研究院教授の永淵正法氏らは、ヒトのウイルス誘発糖尿病のリスク遺伝子を同定したと発表した。.九大発表によると、同研究班は今年3月に、Tyk2遺伝子の変異がウイルス糖尿病の原因になることをマウスで確認している。今回はその知見をヒトに応用。健常331人、1型糖尿病302人、2型糖尿病314人のTyk2遺伝子多型を検討し、多型保有率は順に4.2%、9.6%、8.6%で、風邪様症状後に1型糖尿病を発症した人では13.7%であることを明らかにした。同多型保有率はランゲルハンス島自己抗体を有する1型患者で低いこと、同多型と関係する2型糖尿病の発症リスクは肥満と関連しないことも判明した。結果の確定版は今後「EBioMedicine」に掲載予定。(HealthDay News 5月22日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.