高齢者では特定の脂肪酸(TFA)が糖尿病発症に関連することが、「Diabetes Care」6月号に掲載の論文で示された。米ハーバード大学のWang氏らによる報告。.Cardiovascular Health Studyから、1992年時点の血液試料があった非糖尿病2,919例の血中リン脂質を、89年および96年時点の問診結果があった4,207例から食事中のTFA量を推定し、2010年までの糖尿病発症との関連を調べた。血液試料で追跡した3万0,825人年では287人が糖尿病を発症し、トランス脂肪酸(t-16:1n9およびt-18:1)濃度が高いほどリスクが上昇していた。食事データで追跡された5万0,105人年では407人が糖尿病を発症し、総TFA摂取量およびリノール酸(t-18:1、t-18:2)摂取量が糖尿病発症リスクと関連していた。(HealthDay News 5月28日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
高齢者では特定の脂肪酸(TFA)が糖尿病発症に関連することが、「Diabetes Care」6月号に掲載の論文で示された。米ハーバード大学のWang氏らによる報告。.Cardiovascular Health Studyから、1992年時点の血液試料があった非糖尿病2,919例の血中リン脂質を、89年および96年時点の問診結果があった4,207例から食事中のTFA量を推定し、2010年までの糖尿病発症との関連を調べた。血液試料で追跡した3万0,825人年では287人が糖尿病を発症し、トランス脂肪酸(t-16:1n9およびt-18:1)濃度が高いほどリスクが上昇していた。食事データで追跡された5万0,105人年では407人が糖尿病を発症し、総TFA摂取量およびリノール酸(t-18:1、t-18:2)摂取量が糖尿病発症リスクと関連していた。(HealthDay News 5月28日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.