2型糖尿病が筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症リスクを抑制するとの研究報告が、「JAMA Neurology」電子版に6月1日掲載された。.血管疾患の危険因子がALSの発症を抑制することは知られているが、糖尿病とALSの関連は証明されていない。そこで米ハーバード公衆衛生大学院のKioumourtzoglou氏らは、デンマークに住民登録するALS患者3,650人(平均65歳)と健常対照36万5,000人を比較。その結果、2型糖尿病患者のALS発症リスクはそうでない人より有意に低いことが分かった。(推定OR=0.61、95 %CI:0.46~0.80)。肥満患者でもリスクの低下傾向が見られたが(推定OR=0.81、95% CI:0.57~1.16)、1型糖尿病ではこの傾向は認められなかった。(HealthDay News 6月2日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
2型糖尿病が筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症リスクを抑制するとの研究報告が、「JAMA Neurology」電子版に6月1日掲載された。.血管疾患の危険因子がALSの発症を抑制することは知られているが、糖尿病とALSの関連は証明されていない。そこで米ハーバード公衆衛生大学院のKioumourtzoglou氏らは、デンマークに住民登録するALS患者3,650人(平均65歳)と健常対照36万5,000人を比較。その結果、2型糖尿病患者のALS発症リスクはそうでない人より有意に低いことが分かった。(推定OR=0.61、95 %CI:0.46~0.80)。肥満患者でもリスクの低下傾向が見られたが(推定OR=0.81、95% CI:0.57~1.16)、1型糖尿病ではこの傾向は認められなかった。(HealthDay News 6月2日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.