1日6,000kcalの超高カロリー食を数日間続けるだけで前糖尿病状態になることが、米テンプル大学のBoden 氏らによる検討でわかった。「Science Translational Medicine」9月9日号に掲載。 同氏らは、正常体重または過体重の健康な男性6人に、ピザやハンバーガーなどの典型的な米国の食事を1日6,000kcal、1週間摂取してもらった(入院管理とし、運動を禁止)。その結果、開始1週間後の体重は平均3.5kg増加。2日後には全対象にインスリン抵抗性が認められ、尿および脂肪組織の解析で酸化ストレスに関連する蛋白質の発現が上昇。同氏らは、この機序に糖輸送担体GLUT4の関与を指摘している。(HealthDay News 2015年9月9日)
1日6,000kcalの超高カロリー食を数日間続けるだけで前糖尿病状態になることが、米テンプル大学のBoden 氏らによる検討でわかった。「Science Translational Medicine」9月9日号に掲載。 同氏らは、正常体重または過体重の健康な男性6人に、ピザやハンバーガーなどの典型的な米国の食事を1日6,000kcal、1週間摂取してもらった(入院管理とし、運動を禁止)。その結果、開始1週間後の体重は平均3.5kg増加。2日後には全対象にインスリン抵抗性が認められ、尿および脂肪組織の解析で酸化ストレスに関連する蛋白質の発現が上昇。同氏らは、この機序に糖輸送担体GLUT4の関与を指摘している。(HealthDay News 2015年9月9日)