糖尿病未診断の冠動脈疾患患では高頻度に耐糖能異常(IGT)がみられ、こうしたIGT患者では冠動脈病変の重症度が高い可能性があるとの研究結果を、日本医科大学循環器内科の小野寺健太氏らが、横浜市で開かれた第63回日本心臓病学会学術集会で報告した。 同氏らは、2013年~14年のPCI施行患者229人のうちDM未診断の162人に75gOGTTを行い、DM頻度や冠動脈病変重症度を比較検討。その結果、糖尿病未診断例のうち4割がIGT(67人)で、全対象の約半数がDMまたはOGTTでDM型、3割がIGT、NGTは2割程度だった。Syntax ScoreはDM群とIGT群は同等だが、IGT群とNGT群間に有意差がみられた。(HealthDay News 2015年9月24日). Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
糖尿病未診断の冠動脈疾患患では高頻度に耐糖能異常(IGT)がみられ、こうしたIGT患者では冠動脈病変の重症度が高い可能性があるとの研究結果を、日本医科大学循環器内科の小野寺健太氏らが、横浜市で開かれた第63回日本心臓病学会学術集会で報告した。 同氏らは、2013年~14年のPCI施行患者229人のうちDM未診断の162人に75gOGTTを行い、DM頻度や冠動脈病変重症度を比較検討。その結果、糖尿病未診断例のうち4割がIGT(67人)で、全対象の約半数がDMまたはOGTTでDM型、3割がIGT、NGTは2割程度だった。Syntax ScoreはDM群とIGT群は同等だが、IGT群とNGT群間に有意差がみられた。(HealthDay News 2015年9月24日). Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.