急性心筋梗塞(AMI)発症後の新規糖尿病診断患者では、糖尿病既往患者に比べて血糖値は低いが血糖変動幅が大きく、これが予後不良に関連する可能性が、広島市立広島病院循環器内科の山路貴之氏らの検討でわかった。横浜市で開かれた第63回日本心臓病学会学術集会での報告。 PCIを施行したAMI患者54人に持続血糖測定(CGM)で入院2日目の平均血糖値と血糖変動幅(MAGE)を算出し、DM既往群、新規DM群、IGT群、NGT群で比較検討。その結果、新規DM群で、DM既往群に比べてHbA1cおよび血糖値が有意に低かった。MAGEは両DM群でIGT群に比べて有意に高かったが、DMの2群間で有意差はなかった。(HealthDay News 2015年10月13日)
急性心筋梗塞(AMI)発症後の新規糖尿病診断患者では、糖尿病既往患者に比べて血糖値は低いが血糖変動幅が大きく、これが予後不良に関連する可能性が、広島市立広島病院循環器内科の山路貴之氏らの検討でわかった。横浜市で開かれた第63回日本心臓病学会学術集会での報告。 PCIを施行したAMI患者54人に持続血糖測定(CGM)で入院2日目の平均血糖値と血糖変動幅(MAGE)を算出し、DM既往群、新規DM群、IGT群、NGT群で比較検討。その結果、新規DM群で、DM既往群に比べてHbA1cおよび血糖値が有意に低かった。MAGEは両DM群でIGT群に比べて有意に高かったが、DMの2群間で有意差はなかった。(HealthDay News 2015年10月13日)