妊娠中期の母親の血糖値とインスリン値が2つの先天性心疾患に関連するとの研究結果が、「JAMA Pediatrics」10月12日電子版に掲載された。 米スタンフォード大学のPriest氏らが、妊婦277人を対象に、妊娠中期の血糖値、インスリン値と胎児の先天性心疾患〔ファロー四徴症(TOF)55人、右旋性大血管転移(dTGA)42人〕との関連を検討。その結果、TOF児をもつ母親は対照(健康児)に比べて妊娠中期の血中グルコース濃度が有意に高く(中央値97.0mg/dL対91.5mg/dL)、血糖値とTOFに強い相関がみられた。一方、dTGA児をもつ母親は血中インスリン濃度が有意に高かったが、血糖値とdTGAに相関はみられなかった。(HealthDay News 2015年10月13日). Copyright © 2015 HealthDay. All rights reserved.
妊娠中期の母親の血糖値とインスリン値が2つの先天性心疾患に関連するとの研究結果が、「JAMA Pediatrics」10月12日電子版に掲載された。 米スタンフォード大学のPriest氏らが、妊婦277人を対象に、妊娠中期の血糖値、インスリン値と胎児の先天性心疾患〔ファロー四徴症(TOF)55人、右旋性大血管転移(dTGA)42人〕との関連を検討。その結果、TOF児をもつ母親は対照(健康児)に比べて妊娠中期の血中グルコース濃度が有意に高く(中央値97.0mg/dL対91.5mg/dL)、血糖値とTOFに強い相関がみられた。一方、dTGA児をもつ母親は血中インスリン濃度が有意に高かったが、血糖値とdTGAに相関はみられなかった。(HealthDay News 2015年10月13日). Copyright © 2015 HealthDay. All rights reserved.