徳島県では、糖尿病などの生活習慣病予防のため、運動習慣の定着化を目指し、「健康とくしま"ウォーキング・ラリー"」事業を展開中だ。本年度は2015年10月18日~2016年2月21日の実施期間中、同県が一般に募集した29カ所のウォーキング大会を開催。自然のなかを楽しみながら運動することで、参加者の日常的な運動習慣の形成につなげるのが狙いだという。 同県では1993年以降、2007年を除いて糖尿病死亡率が全国最悪を記録。厚生労働省の人口動態統計によると2014年には7年ぶりにワースト1を脱却したものの、糖尿病死亡率の全国平均を上回っていることがわかっている。. 同県では、2008年度に、誰もが手軽にウォーキングを始められ、安全に楽しみながら続けてもらうことを目的に、県内60コースのウォーキング・マップを作成した。"ウォーキング・ラリー"事業は、このマップを活用して2010年度から開始されたもので、本年度で6回目を迎える。毎年、中高年層を中心に2,500~3,000人余りが参加しており、本年度も例年と同様の参加者を得ているという(12月1日現在)。. 大会の要件は(1)ウォーキング・マップを活用していること、(2)参加想定者が50人以上で、距離は3km以上と規定されているが、大会により、初心者向けの短距離コースやベテラン向けの長距離コースなどが用意されており、ウォーキングコースの内容は多種多様だ。また、3カ所以上の大会参加者には、抽選で記念品が贈呈される特典もある。. 健康増進課によると、ウォーキング参加者の中には、その後、地域で自主的に集まって運動を行うグループもみられるなど、同事業がきっかけで運動の習慣化につながった事例も得られているとしている。なお、同事業は来年度も継続する意向だという。(HealthDay News 2015年12月2日). Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
徳島県では、糖尿病などの生活習慣病予防のため、運動習慣の定着化を目指し、「健康とくしま"ウォーキング・ラリー"」事業を展開中だ。本年度は2015年10月18日~2016年2月21日の実施期間中、同県が一般に募集した29カ所のウォーキング大会を開催。自然のなかを楽しみながら運動することで、参加者の日常的な運動習慣の形成につなげるのが狙いだという。 同県では1993年以降、2007年を除いて糖尿病死亡率が全国最悪を記録。厚生労働省の人口動態統計によると2014年には7年ぶりにワースト1を脱却したものの、糖尿病死亡率の全国平均を上回っていることがわかっている。. 同県では、2008年度に、誰もが手軽にウォーキングを始められ、安全に楽しみながら続けてもらうことを目的に、県内60コースのウォーキング・マップを作成した。"ウォーキング・ラリー"事業は、このマップを活用して2010年度から開始されたもので、本年度で6回目を迎える。毎年、中高年層を中心に2,500~3,000人余りが参加しており、本年度も例年と同様の参加者を得ているという(12月1日現在)。. 大会の要件は(1)ウォーキング・マップを活用していること、(2)参加想定者が50人以上で、距離は3km以上と規定されているが、大会により、初心者向けの短距離コースやベテラン向けの長距離コースなどが用意されており、ウォーキングコースの内容は多種多様だ。また、3カ所以上の大会参加者には、抽選で記念品が贈呈される特典もある。. 健康増進課によると、ウォーキング参加者の中には、その後、地域で自主的に集まって運動を行うグループもみられるなど、同事業がきっかけで運動の習慣化につながった事例も得られているとしている。なお、同事業は来年度も継続する意向だという。(HealthDay News 2015年12月2日). Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.