唇の内側の粘膜に遠赤外線を照射して血糖値を測定する手法を開発したと、東北大学大学院医工学研究科の松浦祐司氏らが報告した。 実用化に向けた研究を進め、院内の血糖モニタリング装置や市販の血糖測定機器の開発を目指すという。「Biomedical Optics Express」2月号に掲載の論文。 同氏らは、遠赤外線を照射するためのプリズムを柔軟な中空光ファイバーの先端に取り付けた新しい装置を開発した。プリズムは唇に挟んで測定できるように長さ25mm程度の長細い形状とし、これを角質のない唇の内側の粘膜に当てて遠赤外線を照射することで、血中のグルコース濃度が測定誤差20%以内で検出可能になったとしている。(HealthDay News 2016年2月5日). Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.
唇の内側の粘膜に遠赤外線を照射して血糖値を測定する手法を開発したと、東北大学大学院医工学研究科の松浦祐司氏らが報告した。 実用化に向けた研究を進め、院内の血糖モニタリング装置や市販の血糖測定機器の開発を目指すという。「Biomedical Optics Express」2月号に掲載の論文。 同氏らは、遠赤外線を照射するためのプリズムを柔軟な中空光ファイバーの先端に取り付けた新しい装置を開発した。プリズムは唇に挟んで測定できるように長さ25mm程度の長細い形状とし、これを角質のない唇の内側の粘膜に当てて遠赤外線を照射することで、血中のグルコース濃度が測定誤差20%以内で検出可能になったとしている。(HealthDay News 2016年2月5日). Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.