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医療・健康ニュース/ハイライト/

やっぱり、「良い睡眠は健康によい」(2016.4.18配信)

母親が聞けば「だから言ったでしょう」と言うに違いない――夜によく寝ると、風邪やその他の感染症を防げる可能性があるとする研究結果が、「JAMA Internal Medicine」4月11日号にレターとして掲載された。

研究によると、一晩の睡眠時間が5時間以下の人は、睡眠時間がそれより長い人に比べて、過去1カ月以内に風邪を引いたオッズが28%高かった。その他の感染症の過去1カ月の罹患オッズは、睡眠時間が短い人のほうが7~8時間睡眠の人よりも80%以上高かった。また、睡眠障害または睡眠の悩みがある人は、過去1カ月に風邪を引いたオッズが約30%高く、感染症全般のオッズは2倍以上だった。

本研究を実施した米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)心理学助教授のAric Prather氏らは、過去に、風邪ウイルスに曝露したときの感染リスクと睡眠時間の関連性を示している。

その結果が現実世界でも裏づけられるかどうかを調べるために、同氏らは今回、2005~2012年の大規模な全米健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて、平均年齢46歳の男女2万3,000人近くを評価した。対象者は睡眠時間、睡眠障害の有無に加えて、過去1カ月に風邪およびその他の感染症(インフルエンザ、肺炎、耳感染症など)に罹患したかどうかを報告した。

Prather氏は、「平均睡眠時間が5時間以下の人は、7~8時間の人に比べて、風邪とその他の感染症のリスクがかなり高まった。睡眠不足が易感染性につながる理由は明らかになっていないが、睡眠不足だと、感染症と戦う白血球であるT細胞があまり機能しないことがわかっている」として、良い睡眠をとるためには、まずは毎日同じ時間に起きることから始め、寝室を涼しく、静かで暗くなるように整えることを勧めている。(HealthDay News 2016年4月11日)

http://consumer.healthday.com/sleep-disorder-information-33/misc-sleep-problems-news-626/mom-was-right-a-good-night-s-sleep-helps-keeps-you-healthy-709848.html
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