大阪大学大学院内分泌・代謝内科の二宮浩世氏らは、幸福感やストレス、社会的支援などの「心理・社会的因子」は、糖尿病腎症の有意なリスク因子になりうると、第59回日本糖尿病学会年次学術集会(5月19~21日、京都市)で報告した。一方で、糖尿病網膜症と神経障害との間には有意な関連は認められなかった。腎症はより療養の維持が重要な病態であることが影響した可能性があるという。今回の検討は、同大学病院に通院中の40~79歳の2型糖尿病患者349人(平均年齢65歳)を対象とした前向き観察研究のベースライン調査結果を用いて、心理・社会的因子と細小血管合併症(網膜症、腎症、神経障害)との関連を横断的に検討した。(HealthDay News 2016年5月30日).Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.