1-2 HDN7月4日「ヘルスハイライト」No.1
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大腸がんに関連する5つの遺伝子を発見(2016.7.4配信)

大腸がんに関連する可能性のある5つの遺伝子変異が同定されたとの報告が、「Nature Communications」6月22日号に掲載された。英ロンドン大学がん研究所(ICR)分子集団遺伝学教授の Richard Houlston氏らの研究。

今回の知見は、大腸がん患者1,000人超の遺伝子分析から得られたもの。これら5つの遺伝子変異間の関連はごくまれであるため、実際に大腸がんに関連するかどうかを確認するためにはさらなる研究が必要だが、Houlston氏らは、「大腸がんリスクを有意に高める主要な遺伝子は全て同定された」とも結論づけている。

Houlston氏は、「今回の研究は、大腸がんの遺伝に関する研究としては過去最大級であり、同疾患の詳細なマップを提供し、新たな治療法や予防法につながる可能性がある。今回、全ての主要なリスク遺伝子が見つかったと結論されたことにより、大腸がん研究にひとつの区切りがついた。しかし、単独での影響はごくわずかである遺伝子変異も、合わせれば遺伝リスクに多大な影響を及ぼすため、これらを突きとめるという課題も重要となる」と話している。

既知のがん遺伝子、さらには今後見つかるであろう遺伝子変異はいずれも、大腸がんの基礎となる生物学に新たな洞察をもたらし、大腸がんのリスクの評価にも役立つと、同氏は述べている。(HealthDay News 2016年6月24日)

https://consumer.healthday.com/health-technology-information-18/genetics-news-334/five-new-colon-cancer-genes-found-712206.html

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