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映画やテレビの性的なシーンは10代の性行動に影響しない(2016.7.14配信)

性的に興奮する映画やテレビなどのメディアは、10代の性行動にほとんど影響を及ぼさないとの研究結果が、「Psychiatric Quarterly」オンライン版に6月29日掲載された。米ステッソン大学(フロリダ州デランド)のChristopher Ferguson氏らの研究。

同氏らは、10代の性行動に対するメディアの影響を調べた研究22件を分析した。これらの研究は、初体験の時期、危険な性行為、10代での妊娠などについて調べたもので、18歳未満の2万2,000人超を対象に含んでいる。

分析の結果、メディアと10代の性行動には極めて弱い関連性しかみられないことがわかった。10代の性活動において、メディアとの関連性を示すエビデンスはほぼゼロに近く、親や同年代の仲間のほうがはるかに大きな影響を及ぼすという。

ただし、性に関して他の情報源をもたないリスク状態にある子どもでは、メディアの影響は生じうるとFerguson氏は話す。「親や学校から情報を得られなければ、メディアは性に関する唯一の情報源となるかもしれない。メディアのせいにすると、親や行政は、10代の性に関するより重大な問題がみえなくなる可能性がある。親は10代の子どもと性について話し合うべきであり、学校は適切な性教育プログラムを提供しなければならない。また、同年代のネットワークを利用して安全な性交を奨励していく必要がある」と同氏は話している。

Ferguson氏は、「今回の結果から得られた重要なメッセージは、親が率先して子どもと性について対話すれば、子どもを社会生活に適合させようとするその取り組みをメディアが妨げる可能性は低いということだ」と結論づけている。(HealthDay News 2016年7月6日)

https://consumer.healthday.com/kids-health-information-23/teen-sex-and-pregnancy-news-655/media-teen-sex-psych-quarterly-release-batch-2752-712552.html

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