糖尿病は腰椎除圧術後のQOL改善を妨げるとの研究結果が、「The Spine Journal」6月号に掲載された。米クリーブランドクリニックのSilverstein氏らは、腰椎除圧術を受けた患者212人を6カ月以上追跡し、糖尿病の併存が術後QOLに及ぼす影響を検討する後ろ向きコホート研究を行った。その結果、非糖尿病患者では健康関連QOL(EQ-5D)、痛みやうつ病の評価尺度(PHQ9)が有意に改善したが、糖尿病患者ではいずれも変化はみられなかった。CKDと糖尿病は術後のEQ-5D改善を妨げる独立した予測因子であり、糖尿病はEQ-5Dの臨床的に意義のある最小変化量(MCID)未達成の予測因子でもあった。(HealthDay News 2016年7月6日).Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.
糖尿病は腰椎除圧術後のQOL改善を妨げるとの研究結果が、「The Spine Journal」6月号に掲載された。米クリーブランドクリニックのSilverstein氏らは、腰椎除圧術を受けた患者212人を6カ月以上追跡し、糖尿病の併存が術後QOLに及ぼす影響を検討する後ろ向きコホート研究を行った。その結果、非糖尿病患者では健康関連QOL(EQ-5D)、痛みやうつ病の評価尺度(PHQ9)が有意に改善したが、糖尿病患者ではいずれも変化はみられなかった。CKDと糖尿病は術後のEQ-5D改善を妨げる独立した予測因子であり、糖尿病はEQ-5Dの臨床的に意義のある最小変化量(MCID)未達成の予測因子でもあった。(HealthDay News 2016年7月6日).Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.