糖尿病があると記憶に関わる脳の海馬の萎縮が進みやすく、罹病期間が長く、診断時期が早いほどそのリスクは高まることが、九州大学大学院衛生・公衆衛生学分野の久山町研究グループにより明らかにされた。脳や海馬の萎縮には、空腹時血糖値ではなく食後2時間血糖値が有意に関連することも判明し、糖尿病患者の海馬萎縮、認知症予防には食後高血糖の是正が鍵となる可能性が示された。「Diabetes Care」7月6日電子版に掲載の論文。同研究グループは、65歳以上の福岡県久山町住民1,238人を対象に、頭部MRIを用いて脳容積を測定し、糖尿病の有無との関連を検討した。対象者のうち23%(286人)が糖尿病患者であった。(HealthDay News 2016年7月15日).Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.
糖尿病があると記憶に関わる脳の海馬の萎縮が進みやすく、罹病期間が長く、診断時期が早いほどそのリスクは高まることが、九州大学大学院衛生・公衆衛生学分野の久山町研究グループにより明らかにされた。脳や海馬の萎縮には、空腹時血糖値ではなく食後2時間血糖値が有意に関連することも判明し、糖尿病患者の海馬萎縮、認知症予防には食後高血糖の是正が鍵となる可能性が示された。「Diabetes Care」7月6日電子版に掲載の論文。同研究グループは、65歳以上の福岡県久山町住民1,238人を対象に、頭部MRIを用いて脳容積を測定し、糖尿病の有無との関連を検討した。対象者のうち23%(286人)が糖尿病患者であった。(HealthDay News 2016年7月15日).Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.