Beautiful young female patient is having a medical attendance at the optometrist.
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ルーチンの眼科検診が見逃されている眼疾患の発見に有用(2016.7.21配信)

ルーチンの眼科検診により、特に高齢者では気づかれていない問題が発覚することが多い―こんな研究が「Optometry and Vision Science」7月号に掲載された。ウォータールー大学(カナダ、オンタリオ)のElizabeth Irving氏らの研究。

研究では、1年間に大学の眼科クリニックを受診した患者6,400人近くのデータを調べた。対象者の約40%は、視力障害、頭痛、その他の眼に関連する問題はないと申告した。

眼科検診の結果、新たな症状や視覚障害はないと申告した人のうち、半数超では新たな治療の開始または治療の変更を要した。4割の人は眼鏡などの処方箋の変更を必要とした。一方、16%は新たな眼疾患の診断を受け、31%がこれまで継続していた治療を変更した。

著明な変更のほとんどは高齢者にみられ、小児では8%のみであったのに対し、65歳以上では78%に及んだ。また、高齢者でなくとも、検診の間隔が長いと治療計画が変更される可能性が高いという。検診を受ける間隔は、若年~中年期の成人で平均約3年間と最も長く、受診間隔の長さは著明な変更の発生率の高さに独立して関連していた。

Irving氏らは、「50%以上の人で変更が認められたことを考えれば、ルーチンの眼科検診は症状のない患者にとって有益である」と述べている。米国眼科学会(AAO)は、自覚症状がなくても40歳から全般的な眼科検診を開始すべきだとして、40~54歳では2~4年ごと、55~64歳では1~3年ごと、65歳以上は1~2年ごとの受診を推奨している。また、糖尿病患者は毎年、散瞳検査を受ける必要があるという。(HealthDay News 2016年7月13日)

https://consumer.healthday.com/eye-care-information-13/eye-and-vision-problem-news-295/routine-eye-exams-see-vision-problems-you-don-t-notice-712614.html

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