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半月板損傷では運動療法が有用(2016.7.28配信)

多くの場合、中年患者の半月板損傷の治療には、手術だけでなく運動も有効な可能性があることが、Martina Hansens病院(ノルウェー、ダンドヴィーカ)のNina Jullum Kise氏らの研究で示唆された。

半月板損傷は多くの米国人が生涯のどこかの時点で経験する一般的で、機能障害につながる膝関節損傷。世界では毎年200万人が膝関節鏡視下手術を受けているが、この処置の価値については議論がある。そのため、Kise氏らは、平均年齢50歳の患者140人の転帰を追跡調査した。対象者には変性半月板損傷があり、大多数に関節炎の徴候はみられなかった。

対象者の半数は、週1回、監視下での運動セッションを2~3回、3カ月間受けた。残り半数は膝関節鏡視下手術を受けた後、自宅にて簡単な運動を1日1回行った。

3カ月後、運動群では大腿部の強度が改善したが、手術群では改善しなかった。2年後、疼痛、スポーツ・レクリエーションの機能、膝関節関連のQOLは両群で同程度であった。なお、運動群のうち13人(19%)も追跡調査期間中に膝関節手術を受けたが、追加の便益は得られなかった。

Kise氏らは、「今回の研究結果は、半月板損傷の中年患者では運動療法を検討すべきであることを示唆している」と述べている。研究論文は、「BMJ」7月20日号に掲載された。(HealthDay News 2016年7月20日)

https://consumer.healthday.com/bone-and-joint-information-4/knee-problem-news-436/is-surgery-always-needed-for-meniscal-tears-of-the-knee-713025.html

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