4HDN国内ニュース8月1日配信3(低解像度版)
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活動5年の節目を迎え、新たな肝炎啓発活動を展開 -「知って、肝炎プロジェクトミーティング2016」(2016.8.1配信)

厚生労働省が進める肝炎総合対策推進国民運動の「知って、肝炎プロジェクトミーティング2016」が7月26日、『世界肝炎デー(7月28日)』に向けて東京都内で開かれた。特別参与や大使、スペシャルサポーターを務める総勢20人のタレントやアーティストらが参集し、肝炎の早期発見・早期治療の重要性を改めて呼びかけた。また、同プロジェクトのテーマソング『笑顔の明日』が発表され、サポーターらが歌唱参加するミュージックビデオも公開された。

同プロジェクトは、肝炎に関する正しい知識を広め、肝炎ウイルス検査の必要性や早期治療の重要性を国民にわかりやすく伝え、自ら行動するよう促すことを目的としたもので、2012年に開始され、今年は5年目の節目を迎えている。

会の冒頭で挨拶した塩崎恭久厚生労働大臣は、「日本では現在、B型およびC型肝炎の患者・キャリアは300万~370万人を超えると推定されている。肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれ、肝炎ウイルスに感染していても症状が現れにくく、自分では気づきにくいことから、早期検査で発見することが大切だ」と述べ、新たに3組が加わり総勢25組となった大使・スペシャルサポーターとともに、肝炎ウイルス検査の受診勧奨をさらに進めていくとの考えを示した。

同プロジェクトの特別参与に再任命された俳優の杉良太郎氏は、肝炎は、早期に発見し適切に治療すれば治癒を目指せる時代になったにもかかわらず、いまだに多くの国民が検査や治療を受けていない現状を指摘。これまでの活動の成果を継承しつつも、「今年はこれまでにはない新しいプログラムを作り上げた。次のステップに向けて、大きく一歩を踏み出せるものと確信している」と、今年の活動に向けて意気込みを語った。

C型肝炎の治療を乗り越えた経験をもち、特別大使を務める歌手の伍代夏子氏は、「5年間の活動を経て、肝炎への関心が少しずつだが確実に高まっていることを実感している」と述べ、今後も早期発見の重要性を訴えていくと決意を語った。

会場では、肝炎対策大使に就任した小室哲哉氏が手がけた同プロジェクトのテーマソング『笑顔の明日』が初公開された。約2カ月の短い制作期間にもかかわらず、ミュージックビデオにはスペシャルサポーターなど総勢26組が参加した。なお、同氏自身も数年前にC型肝炎を克服した経験をもつ。

同プロジェクトでは、これまでの啓発活動に加えて、肝臓がん死亡率が16年連続で全国ワースト1位を記録した佐賀県を筆頭に、肝臓がん死亡率が高い地域や検査受診率が低い地域での集中的な活動や、各都道府県との連携を強化するなど、新しい試みを展開していく予定だ。(HealthDay News 2016年8月1日)

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