1-2 HDN9月1日「ヘルスハイライト」No.2
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安価なマスクは大気汚染に対してほとんど役に立たない(2016.9.1配信)

安価な布製マスクでは大気汚染からほとんど身を守れないことが、米マサチューセッツ大学環境衛生科学助教授のRichard Peltier氏らの研究でわかり、研究結果が「Journal of Exposure Science and Environmental Epidemiology」オンライン版に8月17日掲載された。

アジア圏の特に発展途上国では、多くの人がPM2.5などによる大気汚染から身を守ろうと使い捨てのサージカルマスクや洗濯可能な布製マスクを着用している。しかし、さまざまな種類のマスクを試験した結果、最も一般的に使用されている布製マスクは性能が低く、市販品のなかでももっと良い選択肢があったという。

Peltier氏は、「これは明らかに公衆衛生リスクがある。特に大気汚染のひどい地域で、マスクを着用していれば安全だと錯覚する可能性がある。簡易な布製マスクは、有害な大気中の微粒子から身を守るのには、かろうじて有益になる程度だ」と話す。さらに、「何百万人もの人がマスクを装着して安全だと考えているが、たとえばディーゼルトラックの脇に立ってもマスクがあれば平気だと思うなど、事態が悪化する可能性も懸念される」と、同氏は述べている。

研究によると、あまりフィットしないタイプのマスクよりも、コーン型の布製マスク、ぴったりフィットするサージカルマスクのほうが保護する効果は高いことが判明した。(HealthDay News 2016年8月24日)

https://consumer.healthday.com/respiratory-and-allergy-information-2/air-pollution-health-news-540/cloth-masks-air-pollution-jesee-u-mass-release-batch-2832-714104.html

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