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セックスは高齢男性の心臓に悪影響?(2016.9.12配信)

性的に活発な高齢男性ではそうでない男性に比べて、心臓発作や心不全、脳卒中が生じる可能性が高いことが、米ミシガン州立大学社会学准教授のHui Liu氏らの研究でわかった。

Liu氏らは、全米社会生活・健康・加齢プロジェクト(NSHAP)に参加した2,200人超の高齢者の調査回答を評価した。対象者は、2005~2006年および5年後に性行動に関する質問票に回答した。初回調査時の年齢は57~85歳であった。

その結果、高齢男性は高齢女性よりも性的に活発である可能性が高く、2回の調査において、過去1年間に性交渉があった男性はそれぞれ約70%、50%、女性は約40%、23%であった。また、男性は性交渉の頻度も高く、性生活に「身体的に極めて満足している」と答える可能性が高かった。

次に、これらの回答を重要な心血管評価指標と照らし合わせた結果、週1回以上の性交渉がある男性ではそうでない男性と比較して、2回目の調査時までに心臓発作や心不全、脳卒中が生じるリスクがほぼ2倍であった。性生活が楽しいと回答した男性でも、こうした心疾患リスクが高かった。一方、女性では異なる結果となり、性生活に「極めて満足している」もしくは「満足している」と答えた女性では、そうでない女性に比較して高血圧リスクが低かった。

Liu氏は、「一般的には性交渉は健康に良いものだと思われていることを考えれば、今回の結果は実に意外だ。男性は高齢になるにつれ、医学的・心理的理由からオーガズムの達成が困難になり、それが過度な努力、消耗、心血管ストレスにつながるのではないか」と述べている。

研究結果は、「Journal of Health and Social Behavior」オンライン版に9月6日掲載された。(HealthDay News 2016年9月6日)

https://consumer.healthday.com/pregnancy-information-29/love-sex-and-relationship-health-news-452/could-good-sex-hurt-hearts-of-older-men-714583.html

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