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疾患・分野別ニュース/糖尿病/

妊娠前の減量手術で妊娠合併症リスクが低減する(2016.11.2配信)

肥満女性が減量手術を受けると、その後に妊娠し、出産する際には帝王切開リスクが低減するほか、胎児の大きさが正常範囲内である確率が上がるなど、大きなベネフィットが得られることが、新しい研究で示された。

「肥満の女性は妊娠前に減量手術を受けると、手術を受けなかった肥満女性に比べて転帰は悪化しないことが確認された点で、この知見は重要である」と、研究指導著者である米イーストサイド医療センター(ジョージア州スネルビル)代謝・減量手術部門長のAliu Sanni氏は述べている。

同氏によると、今回の研究は、妊娠前に減量手術を受けるとベネフィットが得られ、手術は胎児に悪影響を及ぼさないことを確認するために行われた。

肥満女性は妊娠中に多くの合併症に直面するが、減量手術がこうした合併症リスクにどういった影響を及ぼすのかは、明らかにされていなかった。

「米国では女性の肥満率は上昇し続けており、減量手術の妊婦への影響を知ることは重要だった」と、共著者の1人である米フィラデルフィア・オステオパシー医科大学(ジョージア州スワニー)のSamantha Drew氏は述べている。

今回の研究では、減量手術後の妊娠や出産の転帰を、減量手術を受けなかった肥満女性と比較した5件の研究を対象に、メタアナリシスを行った。

その結果、帝王切開での出産は、減量手術を受けた女性約1万1,000人のうちの4,300人強だったのに対し、手術を受けなかった女性約22万4,000人では13万3,500人強と、減量手術後には帝王切開の実施率が有意に減少していることがわかった。これは、帝王切開の実施率は、妊娠前に減量手術を受けた女性では1%に過ぎないが、手術を受けなかった肥満女性では38%に上ることを意味するという。

また、減量手術を受けた女性では、新生児のサイズが大きくなるリスクも低減していた。著者の1人は、胎児が大きくなるリスクが減ると、帝王切開での出産率の減少につながることを指摘している。

この知見は、米ワシントンD.C.で開催された第102回米国外科学会会議で10月17日に報告された。なお、学会発表された知見は、査読を受けて専門誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(HealthDay News 2016年10月28日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/obesity-health-news-505/weight-loss-surgery-may-lower-risk-of-pregnancy-complications-715982.html

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