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医療・健康ニュース/ハイライト/

心疾患の遺伝子には健康的な生活で打ち勝つことができる(2016.11.24配信)

親やきょうだいが心血管疾患で亡くなったとしても、運動し、健康的な食事をとり、太らないようにして、禁煙するという生活を送れば、遺伝による心臓発作を最小限に抑えられるとの研究報告が、米ニューオーリンズで開催された米国心臓協会(AHA)年次集会で発表されるとともに「New England Journal of Medicine」11月13日号に掲載された。

米マサチューセッツ総合病院(ボストン)のSekar Kathiresan氏らは、4つの大規模な健康研究の被験者5万5,000人超のデータをプールし、以前に心臓発作リスク上昇と関連づけられた50の遺伝子変異を用いて個々の心疾患の遺伝的リスクを分析した。喫煙、体重、食事、運動という4つの因子をもとにライフスタイルも評価した。「良いライフスタイル」の要件はさほど厳しいものではなく、禁煙、肥満でないこと、週1回以上の運動、AHA勧告を半分以上満たす健康的な食事というものであった。

 

「冠動脈イベント」(心臓発作、心停止、血管形成術などの閉塞血管を開く手技の必要性)のリスクを検討した結果、遺伝的リスクが高くライフスタイルが悪い場合、10年以内に冠動脈イベントが起こる可能性は約11%であったが、遺伝的リスクが高くてもライフスタイルが良い場合は5%に低減した。なお、遺伝的リスクが低くライフスタイルが良い場合は3%、ライフスタイルが悪い場合は5.8%だった。

 

Kathiresan氏は、「わずかな努力でも心疾患の遺伝的リスクを半分以上軽減できる。一方、遺伝的に有利な人でも、不健康なライフスタイルを送るとそれが無駄になる。少なくとも心臓発作に関して言えば、DNAは宿命ではない」と話している。(HealthDay News 2016年11月13日)

 

https://consumer.healthday.com/cardiovascular-health-information-20/heart-attack-news-357/dna-isn-t-destiny-healthy-living-can-overcome-genes-linked-to-heart-disease-716821.html

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