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内臓脂肪を正確に測れるシステムを開発 ――家庭用の体組成計に搭載、筑波大の研究グループら(2016.12.12配信)

筑波大学体育系の田中喜代次氏らの研究グループは、内臓脂肪量を従来の断面積ではなく体積から評価する新しいシステムを開発したと発表した。この成果は、エレコム株式会社および株式会社THF(筑波大学発研究成果活用企業)との共同研究によるもので、新システムを搭載した家庭用の体組成計がエレコム社から発売されている。

内臓脂肪量を推定・表示できる家庭用の体組成計はすでに製品化されているが、いずれもへそ位置における内臓脂肪面積を基準としている。しかし、近年、1枚のCT腹部断面画像では内臓脂肪量の正確な測定は困難であることが報告されており、MRIによる複数の腹部断面画像を用いて内臓脂肪量を体積から評価する手法が注目を集めていた。

研究グループは、20~70歳の男女を対象に、MRIを用いて、腹部を1cm厚、1cm間隔で断面画像を撮影。内臓脂肪の下端(1番目の腰椎)から上端(9番目の胸椎)までの最大24枚の連続した腹部MRI画像から内臓脂肪体積を算出。さらに、高精度とされる二重エネルギーX線吸収法を用いて体脂肪率や骨格筋率、骨塩量を評価し、これらのデータから内臓脂肪量と体組成指標を推定する新たな式を作成した。この推定式により高精度で内臓脂肪量を評価できるという。(HealthDay News 2016年12月12日)

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