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疾患・分野別ニュース/糖尿病/

健康的な食生活で慢性腎臓病患者の余命が延長する(2016.12.15配信)

健康的な食生活を送ると、慢性腎臓病(CKD)患者はより長生きできる可能性のあることが、新しい研究で報告された。

この研究は、CKD患者1万5,000人強を対象とした7件の研究を解析したもので、果物や野菜、魚類、豆類、シリアル、全粒穀物、食物繊維が豊富な食生活(健康的な食生活と定義)が患者の予後におよぼす影響を調べた。

 

その結果、7件中6件の研究で、健康的な食生活は一貫して、早期死亡率の20~30%低下と関連しており、5年間の1,000人あたりの死亡数は46人少ないことがわかった。しかし、この知見は健康的な食生活と余命延長との因果関係を証明したものではないという。

 

また、この研究では、健康的な食生活と腎不全リスクとの間に有意な関連は認められなかった。この知見は、「Clinical Journal of the American Society of Nephrology」オンライン版に12月8日掲載された。

 

研究を主導したバーリ大学(イタリア)のGiovanni Strippoli氏によると、CKDはいまや成人の10~13%が罹患しており、心血管合併症や早期死亡のリスク上昇と強く関連する疾患であるという。

 

「CKDと健康的な食生活との関連を検討したランダム化比較試験や大規模なコホート研究は行われていないため、今回の研究は、CKD患者の食事療法に関する意思決定を行う際に活用できる最良のエビデンスだ」と、同氏は述べている。

 

CKD患者の食事管理では、リンやカリウム、ナトリウム、タンパク質といった特定の栄養素の摂取を制限する必要があるが、実際に摂取を制限できているのかをフォローすることは難しく、患者の早期死亡リスクの低減にはほとんど効果がない可能性が示唆されているという。(HealthDay News 2016年12月8日)

 

https://consumer.healthday.com/diseases-and-conditions-information-37/misc-kidney-problem-news-432/diet-kidney-disease-cjasn-release-batch-2999-717516.html

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