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睡眠不足は腸内細菌の変化に関連(2016.12.19配信)

睡眠不足によって腸内細菌のバランスが変わるとの研究結果が、スウェーデン、ウプサラ大学のJonathan Cedernaes氏らにより示され、「Molecular Metabolism」12月号に掲載された。この変化は、肥満や2型糖尿病などの代謝疾患に関連するという。

今回の研究でCedernaes氏らは、正常体重の健康な男性9人の睡眠を制限し、睡眠不足が腸内細菌の種類の数に及ぼす影響を調べた。被験者は2日連続で、一晩4時間のみの睡眠をとった。その結果、腸内細菌の多様性には変化はみられなかったものの、睡眠不足により既存の細菌群のバランスが変化した。また、睡眠不足の被験者では、血糖値の調節を助けるホルモンであるインスリンの効果への感受性も20%低かった。

Cedernaes氏は「この変化は、他の研究で正常体重の人と肥満の人を比べたときにみられたいくつかの相違と一致していた」と話す。ただし、インスリン感受性の低下は、睡眠不足後の腸内細菌叢の変化と関連していなかった。このことは、一晩~数晩の睡眠時間の短縮によりインスリン感受性が低減するときの中枢機構は、腸内細菌の変化ではない可能性があることを示唆しているという。

同氏らは、睡眠不足の影響に対する感受性を評価し、脳の機能と代謝の健康に及ぼす影響について、さらなる研究が必要であると述べている。(HealthDay News 2016年12月9日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/microbiome-probiotics-986/sleep-loss-may-be-tied-to-changes-in-gut-bacteria-716286.html

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