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市販の鎮痛薬の長期使用で難聴リスクが上昇か(2016.12.26配信)

市販の鎮痛薬であるイブプロフェンやアセトアミノフェンを長期使用すると、一部の女性の難聴リスクが高まる可能性があるとの研究結果が「American Journal of Epidemiology」オンライン版に12月14日掲載された。米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のGary Curhan氏らの研究。

看護師健康調査(NHS)に参加した48~73歳の女性約5万5,000人のデータを分析した結果、イブプロフェンまたはアセトアミノフェンを6年以上使用した女性は、使用期間が1年以下の女性に比べて難聴になる可能性が高かった。一方、アスピリンの長期使用と難聴との有意な関連性は認められなかった。

今回の対象者の大多数は高齢の白人で、鎮痛薬と難聴の関連の可能性をさらに解明するには別の群を対象としたより大規模な研究が必要だという。Curhan氏らは以前の研究で、アセトアミノフェンおよび非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使用量が増えると男性および若齢女性の難聴リスクが高まることを示している。

Curhan氏は、「鎮痛薬使用による難聴リスクの上昇の程度はわずかだが、これらの薬剤の使用頻度を考えれば、わずかなリスク上昇でも健康に重要な意味を持ちうる。因果関係があるとすれば、これらの女性で生じる難聴の約16.2%がイブプロフェンまたはアセトアミノフェンの使用による可能性があることを意味している」という。ただし、今回の研究では因果関係は確立されていない。(HealthDay News 2016年12月19日)

https://consumer.healthday.com/disabilities-information-11/hearing-loss-news-352/everyday-pain-relievers-may-be-linked-to-hearing-loss-in-some-women-717977.html

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