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親の肥満が子どもの発達を妨げる?(2017.1.10配信)

肥満の親をもつ小児は3歳までに発達の遅れのサインを示す可能性があり、障害の種類は誰が肥満かによって異なることが、米国立小児保健発達研究所(NICHD)のEdwina Yeung氏らの研究で示唆され、「Pediatrics」オンライン版に1月2日掲載された。

Yeung氏らは、不妊治療が出生から3歳までの小児の発達に影響する可能性を調べた「Upstate KIDS」研究の一部から、女性とその子ども5,000人超のデータを収集した。対象者は2008~2010年、ニューヨーク州(ニューヨーク市を除く)の出産後約4カ月で研究に登録された。

小児の発達を調べるため、親は小児と一連の活動をした後に年齢ステージ質問票(ASQ)に記入した。テストでは障害は診断しなかったが、障害の可能性はスクリーニングした。生後4カ月時と、3歳までにさらに6回、テストを実施した。母親は妊娠前後の健康と体重、配偶者の体重に関する情報も提供した。

研究の結果、正常体重の母親の児に比べて肥満女性の児は3歳までに(手指を用いた)微細運動技能テストで不合格になる可能性が67%高く、肥満の父親の児は、他者との関係や交流の程度を示すと思われる個人的・社会的技能テストで不合格になる可能性が約71%高かった。両親が肥満の場合、問題解決能力テストで不合格になる可能性が約3倍になることが示唆された。

Yeung氏は、「今回は観察データを用いたので因果関係は証明できない。子どもの発達を調べる研究の多くは母子に焦点を当てているが、今回の結果は父親の要因も注目に値しうることを示唆している」という。(HealthDay News 2017年1月3日)

https://consumer.healthday.com/kids-health-information-23/child-development-news-124/can-parents-weight-hinder-toddlers-development-718275.html

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