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ランニングは変形性関節症の発症を遅らせる

ランニングをすると関節の痛みや腫れを生じることがあるというイメージがないだろうか。しかし実は、ランニングは関節の炎症を軽減する可能性があることが、米ブリガムヤング大学プロボ校(ユタ州)運動科学准教授のMatt Seeley氏らの研究で示唆された。

Seeley氏らは、18~35歳の健康な男女の膝関節の関節液を分析し、意外な結論に達した。30分間のランニング前後で、炎症の徴候を示す化学マーカーが有意に減少したことが判明したという。

研究筆頭著者である同大学運動科学助教授のRobert Hyldahl氏は、「健康な若年者の場合、運動により抗炎症環境がつくられ、これが長期的な関節の健康に対して有益かもしれないことがわかった」と話し、今回の研究は、ランニングが実際に変形性関節症のような変性関節疾患の発症を遅らせることができることを示唆したとしている。

Seeley氏は、「この知見は直感に反するが、長距離走が膝に悪いという考えは思い込みに過ぎないのかもしれない。今回の研究は、長距離ランナーが他の人よりも変形性関節症になりやすいことを示しておらず、運動が一種の薬になる可能性があることを示唆している」と述べている。

研究は、「European Journal of Applied Physiology」2016年12月号に掲載された。(HealthDay News 2017年1月5日)

https://consumer.healthday.com/bone-and-joint-information-4/artificial-knees-news-45/is-running-bad-for-your-knees-717697.html

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