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寒い季節、糖尿病患者は足のケアが重要

糖尿病患者では、血行不良や神経障害のために深刻な足病変を生じる可能性があるが、とくに寒い季節にはフットケアが大切になると、専門家が警告している。

「冬場には雨や雪、雪解け水で足が湿りやすい。湿った靴下や足の指の間にたまった湿気が細菌の温床となり、感染症リスクが高まる。糖尿病患者は靴下が湿ったらすぐに取り替え、とくに指の間に注意しながら、できるだけ早く足をタオルで拭くべきだ」と、ミシガン州の足病外科医であるMichael Ambroziak氏は、米国足の外科学会(ACFAS)のニュースリリースで強調している。

なお、糖尿病患者は、足の痒みや皮膚のひび割れを避けるため、毎日保湿する必要もあるが、真菌感染につながる可能性もあり、足の指の間の保湿は避けるほうがよいという。

糖尿病では、足にニューロパチーと呼ばれる神経障害を生じる場合もあるため、熱源には足を触れさせないことも重要だという。「ニューロパチーにより足が無感覚となるため、糖尿病患者は足が焼けていても気づくことができず、Ⅱ度やⅢ度の深いやけどを負ってしまうこともある」と、同氏は説明している。そのため、電気毛布や靴用カイロ、加温パッドなどの使用を避け、風呂の湯は足を入れる前に熱すぎないことを確かめる必要があるという。

また、吸湿発散性の靴下も、寒い季節には足を乾燥させて暖かく保つのによいという。自分に適した靴を選ぶのも重要なことで、「どんな気候であっても、足のけいれんを避けるためにも、糖尿病患者は爪先部分が広く、靴底が足を支えやすく、よく足に合った靴を履くべきだ。とくに寒い季節には、靴下の素材、天候が歩行条件にどのような影響を与えるかにも注意を払ってほしい」と、同氏はアドバイスしている。

最後に、同氏は、糖尿病患者は定期的に専門家による足の検査を受けるように勧めている。(HealthDay News 2017年1月12日)

https://consumer.healthday.com/bone-and-joint-information-4/foot-problem-news-320/cold-weather-foot-care-key-for-diabetics-716454.html

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