1-2 HDN2月13日「ヘルスハイライト」No.2
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特定のかかりつけ医をもつと高齢者の入院リスク低下か

長期にわたって同じ医師の診察を受けることが、高齢者が入院せずに済むために役立つ可能性があることがわかった。英ロンドンの健康財団(The Health Foundation)の研究で示唆された。

研究では、英国の62~82歳の患者23万人超の2年分の医療記録を分析。患者が同じ一般開業医を受診する頻度(治療の連続性)と、入院リスクに対するその影響について検討した。

その結果、治療の連続性が低い患者に比べて、治療の連続性が中等度の患者では入院率が9%低く、治療の連続性が高い患者では12%低かった。また、大きな医療機関を受診する患者では、治療の連続性が低くなる傾向があることも判明した。

本研究では因果関係についてはっきりとした結論は出せないが、一般診療における治療の連続性を改善することにより、特に最もよく医療を利用する人々の二次的な医療費を減らせる可能性があるという。

治療の連続性が高いと、患者と医師がより有効な信頼関係を結んでいるために入院が減少する可能性がある。同財団のCreina Lilburne氏は、このような関係性は健康問題への理解を深め、より適切な治療につながり、患者にとって有益なだけでなく、医師の仕事への満足度も向上する可能性があると話している。

論説著者の1人は、「一次医療の連続性の重要性に関するエビデンスは増加しつつある」と述べている。研究は、「BMJ」オンライン版に2月1日掲載された。(HealthDay News 2017年2月2日)

https://consumer.healthday.com/general-health-information-16/doctor-news-206/sticking-with-one-doctor-may-help-keep-seniors-out-of-the-hospital-719171.html

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