Young man smoking an electronic cigarette. Black background.
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電子タバコは普通のタバコより毒性が少ない

喫煙者が従来のタバコから電子タバコに切り替えると、有毒な化学物質や発がん物質の摂取量を大幅に低減できるとの研究報告が、「Annals of Internal Medicine」オンライン版に2月7日掲載された。ただし、この効果はタバコを完全にやめた場合に限られるという。

英国がん研究所が助成した今回の研究では、元喫煙者と現喫煙者181人を対象として、電子タバコまたはニコチン代替療法を使用しているかどうかを尋ねた。全ての対象者から尿と唾液の検体を採取し、ニコチンとタバコ煙に含まれるいくつかの毒素や発がん物質について分析した。

その結果、普通のタバコから電子タバコへと完全に移行した対象者では、普通のタバコを使用している対象者と比べて、タバコ依存を生み出す物質であるニコチンの濃度は変化していなかったものの、発がん性や毒性が明確となっている喫煙関連物質の濃度は56~97%減少していた。この減少は、パッチやガムなどのニコチン代替療法を使用している対象者と同程度であった。一方、完全には禁煙することなく電子タバコやニコチン代替療法を使用している対象者では、今回の研究ではほとんど濃度の低下を認めなかった。

研究を実施した英ロンドン大学(UCL)のLion Shahab氏らは、「この結果は、電子タバコに切り替えると喫煙を続けた場合に比べて将来のがんリスクが有意に低下するという従来の報告と一致している」と話している。(HealthDay News 2017年2月6日)

https://consumer.healthday.com/cancer-information-5/electronic-cigarettes-970/e-cigarettes-may-be-less-toxic-than-tobacco-study-suggests-719421.html

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