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ビタミンDサプリが風邪予防に有用な可能性

適量のビタミンD補充により、風邪や気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症のリスクが低下する可能性があるというレビュー結果が、「BMJ」2月15日号に掲載された。

ビタミンDサプリメントの使用について検討した、成人・小児1万1,000人超を対象とした過去の研究25件をレビューした結果、ビタミンDの補充が急性呼吸器感染症リスクの12%低下と関連していることが判明した。ただし、この結果はビタミンDサプリメント摂取と呼吸器感染症リスク低下との関連性を示したものの、因果関係は示していない。

この12%低下とは、1件の急性呼吸器感染症を予防するために、33人がビタミンDサプリメントを摂取する必要があることを意味する。サプリメントの便益は、1日1回または週1回、ビタミンDを摂取し、追加の大量摂取はしていない人で大きかった。ビタミンDサプリメントの保護効果は、重度のビタミンD不足の人で最も大きく、この群では1件の急性呼吸器感染症の予防のために4人がビタミンDサプリメントを摂取する必要があることになる。

研究を実施した英クイーン・メアリー大学(ロンドン)プライマリケア・公衆衛生センターのAdrian Martineau氏らは、「今回の結果は、深刻なビタミンD不足が一般的な状況でビタミンDの状態を改善するための食品強化など、公衆衛生の対策の導入を支持している」と話す。ただし、同研究の付随論説では、今回の結果は慎重に設定した比較対照臨床試験で確認する必要があるとしている。(HealthDay News 2017年2月16日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/vitamin-and-mineral-news-698/vitamin-d-linked-to-lower-risk-of-respiratory-infections-719650.html

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