Sweating businessman due to hot climate
image_print
医療・健康ニュース/ハイライト/

発汗量に「男女差」はないと判明

発汗量の差には、性別自体はほとんど関係しないという研究結果が、オーストラリア、ウロンゴン大学のSean Notley氏らにより報告された。この結果は、「Experimental Physiology」オンライン版に2月23日掲載された。

代わりに、発汗量に関連するのは身体の大きさであることがわかったという。これにより、大柄な人、つまりどちらかというと男性が、運動時や暑いときに汗をかきやすい理由を説明できる可能性がある。

Notley氏らによると、身体は、発汗または皮膚表面の血流増加のいずれかの方法で冷却される。体格と体型は、身体が熱を放出する際にどちらの冷却方法を使うかに影響を及ぼすという。

この冷却メカニズムについて調べるため、研究では男性36人と女性24人を対象に、運動時の皮膚の血流量と発汗量を分析した。ひとつの実験では、被験者は28℃、相対湿度36%という身体の冷却を引き起こす条件下で軽い運動をした。同じ条件下で、中等度の運動をする実験も実施された。

両方の実験で、男女の被験者で同様の体温変化がみられた。しかし、被験者が小柄であるほど、冷却に対する発汗への依存が少なかった。その代わりに、小柄な被験者では体重1kgあたりの表面積が大きく、熱の放出は血液循環量の増加に大きく依存していた。

Notley氏は、「熱ストレスを受けたときの発汗や皮膚の血流には、性別が影響を及ぼすと長い間考えられてきた。しかし、運動中にみられる熱放散反応は、身体が体温をうまく調節できる状況であれば、性別に依存しないことが判明した」と述べている。(HealthDay News 2017年2月24日)

https://consumer.healthday.com/general-health-information-16/perspiration-530/don-t-sweat-it-gender-doesn-t-dictate-perspiration-rate-720031.html

Copyright (c) 2017 HealthDay. All rights reserved.

RELATED ARTICLES