運動効果を妨げる肝臓ホルモン「ヘパトカイン」の働きを解明 ――金沢大の研究グループ

運動の効果には個人差が大きいことが知られているが、これには肝臓から分泌される「ヘパトカイン」と呼ばれるホルモンの1つ、セレノプロテインPが骨格筋に作用することで運動効果を無効にしている可能性があることを、金沢大学大学院内分泌・代謝内科学の御簾博文氏とシステム生物学の金子周一氏らの研究グループがマウスを用いた実験で突き止めた。運動してもなかなか効果が得られない人ではこのセレノプロテインPの血中濃度が高いこともわかった。セレノプロテインPと受容体LRP1を標的とした生活習慣病対策の開発や個々人の運動効果の出やすさの判定に応用できる可能性があるという。「Nature Medicine」2月27日電子版に掲載の論文。(HealthDay News 2017年3月13日)

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