1-2 HDN3月16日「ヘルスハイライト」No.2
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中高年のC型肝炎検査の実施率は低い ―米調査

2013年、米国予防医療作業部会(USPSTF)は1945~1965年生まれのすべての米国人に、C型肝炎ウイルスの検査を受けるよう勧告した。しかし、受診率はあまり上昇せず、勧告から2年経ってもやはり低いままであったことが、米国がん協会(ACS)のAhmedin Jemal氏らの調査でわかった。

米政府の健康調査に参加した1945~1965年生まれの人(ベビーブーマー世代)約2万4,000人のデータを分析した結果、C型肝炎検査の受診率は、2013年の12.3%から2015年には13.8%へと上昇していた。2015年の米国のベビーブーマー世代約7600万人のうち、同検査を受けたと回答したのは1050万人のみであった。

検査の受診には保険への加入状況も大きく影響しており、メディケア+メディケイド、メディケイドのみ、もしくは軍隊保険の加入者は、民間保険の加入者よりも受診率が高かった。また、女性よりも男性、高校卒以下の人よりも大学卒の人のほうが、受診率が高かった。

Jemal氏らは、「米国では推定350万人がC型肝炎に感染しており、その80%は1945~1965年生まれであるが、その大多数は自分が感染していることに気づいていない。今回の結果は、医療従事者やベビーブーマー世代の人にC型肝炎ウイルス検査について知ってもらい、各州で検査を義務化するなど革新的な戦略をとることの必要性を明確に示している」と話している。

この報告は、「American Journal of Preventive Medicine」オンライン版に3月8日掲載された。(HealthDay News 2017年3月8日)

https://consumer.healthday.com/infectious-disease-information-21/hepatitis-news-373/baby-boomers-get-an-f-for-hep-c-testing-720435.html

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